令和元年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力 「オディシャ州デンカナル県における指定部族出身女子学生のための寄宿舎建設計画」に係る贈与署名式

令和元年11月6日
令和元年11月6日,当館はオディシャ州のNGOである「アルン農村開発研究所(Arun Institute of Rural Affairs)」との間で,草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として採択された「オディシャ州デンカナル県における指定部族出身女子学生のための寄宿舎建設計画」に係る贈与契約の署名式を行いました。
 

本案件は,オディシャ州デンカナル県において,よりよい学習環境及び居住環境を提供するために,被供与団体が運営する指定部族出身女子学生のための小中学校に併設する寄宿舎を建設するものであり,供与限度額は99,640米ドルです。
署名式において,夛賀総領事より,「本案件によって,オディシャ州デンカナル県における経済的・社会的に困窮する指定部族出身女子学生へよりよい学習環境及び居住環境を提供できるよう期待する」等と挨拶しました。また,アルン農村開発研究所のスレシュ・クマール・パンダ氏より,「日本の人々からの支援にとても感謝している。この支援によって,指定部族出身女子学生がより良い環境で学習,そして生活できるようになる。」等と感謝の意が述べられました。