令和元年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力「オディシャ州における小児眼科病院のための医療機材整備計画」に係る贈与署名式
令和2年2月10日
令和2年2月10日,当館はオディシャ州のNGOである「国内青少年社会開発研究所(National Youth Service Action and Social Development Research Institute)」との間で,草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として採択された「オディシャ州における小児眼科病院のための医療機材整備計画」に係る贈与契約の署名式を行いました。

本案件は,オディシャ州の5県に住む児童によりよい眼科医療サービスを提供するために,被供与団体が運営する児童眼科病院に対し,医療キャンプバス1台と小児眼科医療機材5台を整備することで,児童に対する白内障手術を含む眼科治療を強化し,地域の小児眼科医療の抱える課題解決に寄与することを目的としています。供与限度額は92,462米ドルです。
署名式において,夛賀総領事より,「農村地域において,眼科医療問題は深刻であり,本案件によって,オディシャ州の多くの児童に眼科治療が提供されることを期待する」等と挨拶しました。また,国内青少年社会開発研究所のサランガダル・サマル氏より,「日本の人々からの支援にとても感謝している。この支援によって,同地域に居住する子供たちの眼科医療問題解決に寄与することができるようになる。」等と感謝の意が述べられました。